ママのためのインナーチャイルドケアセラピスト
小西なつきです。
先日はセラピーを受けてくださったモニターさんから
「心の中の表現できないモヤモヤを言語化できました!」とお声をいただきました。
セラピーは心を癒すものでもありますが、
心の中の違和感(心の状態)を見つめ直すことでもあります。
不安や焦り、焦燥感・・
心の違和感を感じているけど、不安感がどこからきているものなのか分からないという方も多いです。
その時に感じてほしいのはあなたの中のインナーチャイルドの存在です。
インナーチャイルドに向き合うということは、
あなたの心の中の違和感に触れること。
今日はインナーチャイルドの9つのタイプをお伝えしたいと思います。
インナーチャイルド9つのタイプ
① 孤独を感じてしまう
② いい人を演じてしまう
③ 期待に応えようと頑張ってしまう
④ コンプレックスを感じる
⑤ 感情を表に出せない
⑥ 自己否定してしまう
⑦ 人の世話ばかりしてしまう
⑧ 自己中心的な考え方をしてしまう
⑨ 問題から目を逸らしてしまう
1 孤独を感じてしまう
結婚し、可愛い子どもにも恵まれ、幸せな生活を送っているのにも関わらず孤独を感じてしまうことはないでしょうか?
その孤独感はママ自身が満たされていない場合に感じやすくなります。
幼少期に満たされていなかったり、孤独を感じていたりすると、大人になってからも孤独感を感じやすくなります。
大切な家族といても、可愛い我が子と接していても、ふと孤独感を感じてしまう。そんな孤独感は幼少期の出来事が大きく影響しています。
2 いい人を演じてしまう
「人に嫌われたくない」「みんなに好かれなきゃ」といい人を演じてしまう。
自分自身は納得していないのにも関わらず、相手に合わせて結果自分のことを苦しめてしまう。こんな経験はないでしょうか?
これは「いい人を演じることで自分を守る」というインナーチャイルドが顕著に表れています。
これは幼少期に親に対して嫌われたくない、否定されたくないという理由からいい子を演じてしまったことで、社会に出てからも当たり前にその振る舞いをしてしまうのです。
子どものわがままに振り回されてしまうタイプのママはこのインナーチャイルドの存在が大きいかもしれません。
「子どもに嫌われたくない」「こんなこと言ったら・・」と子どもへ言いたいことが言えなくなってしまいます。結局言いたいことを言えずに自分の中に溜め込んでストレスを感じてしまうのです。
3 自分自身を追い詰めてしまう
幼少期に大きなプレッシャーや過度な期待を受けて育つと、恐怖心、不安感などを感じやすくなります。
また、社会に出てからも「期待に応えなきゃ」と頑張りすぎてしまうこともあります。
自分を追い詰めてしまうこともあり、常に心が苦しく感じてしまうのです。
子育てでも「自分が頑張らなくては」となんでも自分でやってしまうタイプのママに多いです。旦那さんや、周りに頼ることができずになんでも1人で抱え込んでしまうので子育てに疲れ切ってしまいます。
4 コンプレックスを感じてしまう
「あの人はいいな」「自分はあんな風にできない」など自分と他人と比べていないでしょうか?
この他者との比較もインナーチャイルドが傷ついている場合があります。
コンプレックスを感じてしまうということは、自分自身に自信が持てず、自分の軸ではなく、社会の基準であったり、他人の基準になってしまっていることです。
子どもに対してはいかがでしょうか。
「うちの子はまだできない・・・」「あの子みたいにできたらいいのに」「羨ましい」など、自分と他者の比較だけではなく、子どもを他人の子どもと比較してしまうこと。コンプレックスは知らずのうちに、子どもへも向かっているのです。
5 感情を表に出せない
喜び、悲しみ、辛さ、悔しさ、怒り
どんな感情も外に向けて発することができていますか?
大人になるとこういった感情を素直に表現するのが難しかったりしますが、感情を外に出すということは心の負担を取り除くことでもあります。
子育てでもなかなか子どもに対して思っていることが言えなかったり、どう叱っていいか分からないというママも多いのが現状です。
そうした不安を心の中に溜め込んでいることは思っているよりも心に負担をかけているのです。
6 自己否定してしまう
知らず知らずに「自分なんて」と否定してはいませんか?
親に否定されて育った人に多く見られる苦しみ。親に愛されたい一心で「こうでなくちゃいけない」という理想とは違う「できない自分」という現実に自己否定を繰り返してしまうものです。
いくらやっても自分に自信を持てず何をしても「どうせダメ」と決めてしまうのです。
子育ても「自分には向いていない」と感じてしまうママもいます。子どもは可愛いのに自己否定から抜け出せず、自分の子育てに自信が持てないママも多いです。
7 人のお世話ばかりしてしまう
お姉ちゃんとして生まれた子に表れやすいのは人のお世話が当たり前になってしまうインナーチャイルドです。
「お姉ちゃんなんだから」と言葉を掛けられて育ったことで「下の子を面倒見るのが当たり前」という感覚となり、社会に出てからも「誰かのために」と頑張りすぎてしまい自分を見失ってしまうのです。
我が子に対しても「自分がなんとかしてあげなきゃ」という強い責任感から、子どものやるべきことまでなんでも先回りしてこなしてしまうため、子どもが経験するべきことを奪ってしまう場合があります。
8、自己中心的な考え方をしてしまう
自己中心的な考えは、幼少期に甘やかされて育った可能性のあるインナーチャイルドの表れでもあります。
何をしても怒られない、自分の望み通りになる、といった考えが根強くなってしまうため、すべて自分の思い通りにならないと気が済まなかったり、相手に対して怒りや悲しみ、ショックなど感情を露わにしてしまいます。
子どもに対して声を張り上げて怒ったり、言うことを聞かないと不機嫌になったり、子どもをコントロールするママに見えるインナーチャイルドです。
9、問題から目を逸らしてしまう
これは親が何かに依存するタイプで表れやすいインナーチャイルドです。
依存する親の姿を見ながら成長すると、ストレスがある時にどう振る舞うのか、お菓子やジャンクフードを食べたら気が紛れるなど子どもながらにその姿を見本としているのです。
結果的に、親と同じようにはならないと心では思っていても、仕事や家庭など問題を感じた時にどう対処すればいいのかわからなくなって、無意識に親と同じ行動をとってしまうのです。
まとめ
インナーチャイルドには9つのタイプがある
あなたの心の中にはどんなインナーチャイルドはいましたか?
まずは自分の中にどんなインナーチャイルドがいるのかということに気付くことがとても大切です。
ぜひあなたの中にいるインナーチャイルドの存在を見つめてみてくださいね。