【HSC】HSCの子どもを穏やかに育てる親の感情ケア法

こんにちは!
苦しい過去が幸せな未来へと180度変わる
インナーチャイルドケアセラピー
心理セラピストの小西なつきです。

子育ては誰にとっても大変なものですね。


特にHSC(ハイリーセンシティブ・チャイルド)を育てている親にとっては、
その大変さがさらにプラスされる方もいらっしゃるかと思います。



HSCの子どもは周りの刺激に敏感で、
日常のちょっとした音や光、
他の人の感情にまで反応してしまうことがあります。



そのため、親は子どもが少しでも落ち着けるように気を配り、
繊細な対応を求められることが多いのです。



そんな中、親自身がストレスや不安を感じると、
HSCの子どもはその影響を敏感に受け取ってしまいます。




このブログでは、
特に親自身の感情のコントロールが難しいと感じている方に向けて、
その悩みをどのように解決していくかについてお話しします。

親自身が感情コントロールできない・・

HSCの子どもを育てる親が直面する最も大きな悩みの一つは、
自分の感情のコントロールです。

子どもがちょっとしたことで
泣いたり、
不安を感じたりするたびに、

親としてもそんな我が子を見て
不安やストレスを感じることがありますよね。



そんな状態が続くと、
子どもの感情に巻き込まれてしまい、
自分自身の感情をコントロールするのが難しくなります。


「今日はイライラしてしまった」
「子どもに対して、つい怒ってしまった」
「どうしてこんなに疲れるのだろう」




こんな風に感じることが増え、
次第に自分自身の感情を抑えられなくなる・・・
なんてこともあるではないかと思います。



しかし、
そうした親の感情が表に出てしまうと、
HSCの子どもはその感情を敏感に感じ取ります。



そして、子ども自身も不安定になり、
親子ともに疲れ果ててしまうという悪循環に陥るのです。

親自身のストレスケアを優先する

このような悪循環を断ち切るためには、
まずは親自身のストレスケアが何よりも大切です。



親が元気でないと、
子どもも元気になれない


と言われるように、
親自身の心と体が健康であることが、
子どもの安定にもつながります。

では、
具体的にどのようにストレスケアを行えば良いのでしょうか?

自分のための時間を持つ

まず、子育てに追われる毎日の中でも、
自分のための時間を少しでも作ることが重要です。



5分だけでもいいんです!!



自分だけの時間を確保して、
心を落ち着ける瞬間を作りましょう。



散歩をしたり
好きな音楽を聴いたり
本を読むなど

心がリラックスできる活動を取り入れることで
ふっと心がゆるむ瞬間に繋がります。

サポートを求めてみましょう

次に、家族やパートナー、
友だちにサポートをお願いすることです。


「助けて」と言うことは
弱さではなく、強さです。


時には
「ちょっと一人で休みたい」
と頼むこと、これがとても大事なことです。


周囲に助けを求めることで、
あなた自身の心と体の負担を減らすことができます。

自分自身を認めてあげる

HSCの子育ては特別気を遣います。


子どものためにどうしたらいいのか・・
常に気を遣って頑張っていますよね。


それだけでもしっかり子どもと
真摯に向き合っている証拠です。


あなたがしっかり子どもと向き合っていることを認め、
自己肯定感を高めることも重要です。


完璧を目指さず
できる範囲で最善を尽くしている自分をそのまま認めましょう!

母親が不安に感じていることはHSCの子どもに伝わる

HSCの子どもは、
感情的なセンサーが非常に敏感です。



他の子どもと比べても、
親や周りの大人が感じている微細な感情や変化を、
まるで自分のことのように強く感じ取ります。


そのため、
ママがストレスを感じたり、疲れていたりすると、
それを敏感に察知し、
不安を感じることがあります。


これは、HSCの子どもが
常に周囲の感情を鋭く読み取る能力を持っているためです。

特にママは、
子どもにとって最も身近で安心できる存在。


ママの感情の影響を大きく受けやすくなります。


たとえば、ママが心配事を抱えていたり、
仕事や家事で疲れていたりすると、


子どもは
「お母さん、何か辛そうだな」
「お母さんが心配だから自分も不安」と感じてしまうことがあります。


こうして、母親のストレスや不安が子どもに伝染し、
子どもの情緒が不安定になってしまうことが多いのです。

また、ママが
イライラしている時
気持ちに余裕がない時、

無意識のうちにその感情が態度や言葉に現れることがあります。



たとえママが意識的に子どもに優しく接しようとしていても、
HSCの子どもはその表面的な言動だけでなく、
ママの内面にある不安や焦りを感じ取ってしまいます。



子どもにとって、
ママの感情が安定していない状態は
大きなストレスとなり、
安心して日々を過ごすことが難しくなるのです。

さらに、HSCの子どもは
「自分が原因でお母さんが辛そうだ」と
自己責任感を強く抱くこともあります。



自分のわがままや
感情表現が母親の負担になっていると感じてしまうと、
さらに自分を抑え込むようになり、
感情をうまく表現できなくなることもあります。


こうした状況は、
子ども自身の情緒にも影響を及ぼす可能性があります。

なので、ママが自身のストレスや不安を上手にケアし、
心に余裕を持つことが非常に重要です。


ママがリラックスして心地よく過ごしていると、
そのポジティブな感情が自然と子どもに伝わります。


HSCの子どもは
特にそういった穏やかなエネルギーに安心感を覚え、
情緒的に安定しやすくなります。

感情のコントロールに悩んでいませんか?

もし、今あなたが
子どもとの関係や自分の感情管理に悩んでいるなら、
一人で抱え込まずに心理セラピーを検討してみませんか?


自分の感情を整理し、
前向きな気持ちで子育てに向き合えるようになる安心感をもてるはずです。

また、セラピーを通じて、
自分一人では気づけなかったことに気づき、
心の負担を軽くすることができます。


子どもも親も笑顔で過ごせるよう、
まずはお試しカウンセリングより一度ご相談くださいね。

まとめ

HSCの子どもを育てる親にとって、
感情コントロールの難しさやストレスを感じることは自然なことです。


しかし、そのまま放置してしまうと、
親子ともに不安や疲れが蓄積されてしまいます。


だからこそ、
親自身のストレスケアを大切にし、
自分の心に余裕を持つことが、
子どもにとっても最良のサポートになります。

心理セラピーを通じて、
親としての負担を軽くし、
子育てを少しでも楽に感じられるような方法を一緒に探してみましょう。


HSCの子にとってママの心の状態はとても重要です。

心が軽くなれば、
子どもも安心して成長していくことができますよ^^